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圓尾 明弘

Surgical technique

NSTI(壊死性筋膜炎)に対するCLAPの寄稿です。1週間くらい前に人食いバクテリアっていい加減なヤフーニュースになってたけど。

人食いバクテリアはレンサ球菌。stageが進んで手遅れになるまでほっておかない限りなんとか救命と救肢はできるようになった。更にその上を目指していかに機能予後を良くするか?

今年の骨関節感染症学会に24例のcase serieseを提出します。


扱える施設は限られていて、救急医のバックアップは必須。


めったに巡り合うものではないのですが、外観からは重症に見えないのが怖い。外観の割にデータが悪いと頭の片隅においてほしい疾患です。MRIを取る時間があればエコーを当てたほうが早いので特徴的な所見を覚えておいて。cobble stone patternが蜂窩織炎に特徴的ですが、そのしたに水の層があるとやばいサインです。ちょうど氷が入ったジュースの様にエコーを当てるとふわふわと氷の層とそのしたに水の層が見えます。それを見たらすぐに適切な施設に送ってください。がメッセージです。


エコーはかなり有用なので普段からいろんな手術中に使ってみては。と言う目で読んでいただければと思います。






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