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How to manage CLAP?

iSMAP final_2018.07.31 13.54.31.jpg

 CLAPの管理で重要なのは、術中と術後に回路がスムーズな灌流を維持することです。(通水テスト:flow test)。

 病棟への帰室後、直ちにiMAP, iSAPからの注入を始めます。すでに血栓で閉塞していることもあるので、回路が開通していることを確認してください。

 治療中は、液が刺入部から漏れていないか、皮下や軟部組織に溜まっていないか、iMAP pinが緩んでいないか、チェックします。

 ゲンタマイシンの投与量はiMAP iSAPともに1,200μg/mlを1経路につき2ml/hとしています。概ね2日後にゲンタマイシン局所濃度はプラトーに達すると想定されます。CLAP開始して2〜3日後に1回、その後は週2回程度のゲンタマイシン血中濃度のモニタリングを行っています(Therapeutic Drug Monitoring: TDM)。

 ゲンタマイシンの推奨血中濃度は、トラフ値の1μg/ml以下とされており、血中濃度が1μg/mlを超えた場合には投与濃度の減量を考慮します。また2μg/ml以上では中止を考慮します。

 治療終了のタイミングは難しいのですが、臨床像、血液検査データが改善したら抜去します。まずはじめにinfusionを止めて、drainageチューブからの排液がほぼゼロになればチューブを抜去します。

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