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Bone & Joint Researchに掲載されました。

神戸大学の外傷グループからの論文です。


骨髄内の細胞に対する高濃度ゲンタマイシンの組織障害性の研究が掲載されました。過去の報告に比べて、骨芽細胞系の実験細胞ではなく、生体内の細胞集団を用いていること、いろいろな角度から評価していることが特徴です。多くの評価でGMが750μg/ml以上で組織障害がありそうとの傾向です。in vitroの結果ですので、臨床の体内の環境とは異なるためそのまま当てはめることはできません。CLAPが、より安全かつ効果的な投与法にシフトするための重要な道標になることは間違いありません。

神戸大学ではClinical QuestionをResearchで解決していく協力体制ができています。


 
 
 

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流体力学研究

iMAPから骨髄内に抗菌薬を投与したときにどのように拡散するかの研究を、病院の敷地内にある兵庫県立大学と共同研究を行ってきました。骨髄には海綿骨構造があり、水と脂肪の成分が混在し、静水圧や流れがある環境で、2ml/hという微量投与することでどのように拡散するかを工学的に再現...

 
 
 
PJIに対する論文が出ました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40676138/ 横浜市立大学とはりま姫路総合医療センターの2施設の後ろ向き観察研究です。CLAPとnon CLAPグループを比べています。CLAPはDAIRの成功率の向上に寄与しているのではとの内容です。...

 
 
 

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Akihiro Maruo

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