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case report


軟部肉腫に対して液体窒素処理をした骨を戻したところ骨折をきたして骨接合→感染を合併。これまでは、なかなか治癒するものではないので切断になるケースが多かった。


この症例では、CLAPを介入してインプラントを温存、生物活性の低い液体窒素処理骨には感染性の肉芽が増生。処理骨を残して皮質から髄内にK-wireで無数に穿孔することで、髄内に投与した抗菌薬を処理骨を通して骨外に誘導。感染を制御するだけではなく、生物活性も刺激されたのか、処理骨にも仮骨形成が見られ骨癒合が得られた。


再発のリスクも高い軟部肉腫で残された人生が短いかもしれないときに、合併症としての感染の治療で長期入院は避けたいところ。条件が悪いかなでもCLAPの介入によりインプラントや処理骨が温存できた意義は大きい。


 
 
 

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Akihiro Maruo

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