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骨折治療学会 in 静岡

圓尾 明弘

第49回骨折治療学会が静岡で開催されました。コロナの間は制限があったのですが、久々に元通りの景色に戻ったなと感じます。ただ、コロナの間の財産としてオンラインにみんな慣れたのは事実。オンラインを駆使した事前討論、事後討論もできるようにしたのはとても大変だったのではと思います。




今回は評議員になって初めての座長が第一会場でのシンポジウム。会長のモガ先生からはアンチの意見も入れて議論してとの課題をいただきました。発表の時間をそこそこにして十分議論の時間が取れたのでよかったと思います。個々の症例を深く掘り下げることよりも全体的な話として、診断、時期の分類、それに沿った治療指針。また安全性の話として腎機能障害に焦点を当てて、1200μg/mlの投与濃度と血中濃度のモニタリングによる調節が重要であることメッセージにしました。有意義なdiscussionができたのではと思います。



 7/13,14と第56回骨軟部腫瘍学会が京王プラザで行われます。

CLAPの演題も出ていますが、まだまだ認知されるのはこれからです。きっと困っている感染の人はいるので、使える武器になるのではと期待しています。


 7/15に同じ京王プラザでMRSAフォーラムが行われます。

 ゲンタマイシンのバイオフィルムに対する耐性を調べた研究。今後キーワードとなる用語が出てきそうです。



7/22 関節病学会

 土曜日に教育講演の時間をいただきました。PJIに対するCLAP の


話をします。初めて参加するのですが、前身はリウマチ外科学会で2007年に関節病学会になったそう。実は外来ではリウマチ患者さんも結構診ていて人工肘関節も時にやっています。生物製剤を使ってて糖尿病を合併すると感染することは致し方なく・・・CLAP に助けられたこともありました。


それが終われば基礎セミナーとまだまだ暑い夏は続きます。

 
 
 

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Akihiro Maruo

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